小石の鼻 in 和歌山・周参見(すさみ)

今までおおよそぐらいの人が訪問してくれました。
本日人目の訪問です
昨日はの訪問がありました

1.シラコダイ
3.シマウミスズメ
5.トラウツボ
7.タカノハダイ

9.オキナヒメジ

11.オトヒメエビ
13.小石の鼻の水景

 お昼ご飯休憩後、13:30に2本目のために出航。俺っちは、1本目の波酔い&船酔いのためにお弁当を食べてません。一緒にファンダイブ予定だった女性客2人は回復せずにリタイアしました。ということで、ガイドの榛葉さん担当の客は俺っちだけ。ボートには他のゲストもいたのですが、その人達はショップで来てたみたいです。

 10分ほどで、2本目のポイント・”小石の鼻”に着きました。小石の鼻は、クラブノアすさみ事務所の沖って感じです。

  エントリーして直ぐ、シラコダイ(1)のカップルがいました。周参見ではシラコダイをよく見ました。チョウチョウウオにしては地味ですね。

 ここ小石の鼻は、地形がダイナミックなポイントでした。榛葉さんが通り過ぎたあとに、めざとくウツボ(2)を見つけた俺っち。これは、モノホンの”ウツボ”です。

 シマウミスズメ(3)もココではよく見かけました。なぜかこのフグは尾が90度折れ曲がってます。まっすぐ伸ばせないのかな?

 岩陰にレンテンヤッコ(4)。1本目でもいっぱいみたのですが、綺麗なので激写。

 そして、俺っちにとって初めての”トラウツボ”(5)を発見! いやぁから、マジウツボを発見するのがウマくなった。ガイドより早く見つけてます(^_^)

 優雅に泳ぐサザナミヤッコ(6)です。ちょっと濁ってて色がイマイチです。

 タカノハダイ(7)も、初めて見た! ニザダイ(8)は周参見ではどこで潜っても見ました。ニザダイも、周参見で初めて見ました。

 9はオキナヒメジですね。綺麗! 水がもっと澄んでたら、もっと綺麗に写っていたのに・・・。

 ダイブ後半に、ドデカいアオブダイ(10)に遭遇! 残念ながら透明度が悪いので、青がわかりません(T▽T) アオブダイ初めて見た。超デカイので迫力あります。

 岩の間を探すと、オトヒメエビ(11)が休憩中。そして、さっきのアオブダイに再会(12)。もっと近寄ってくれたら良かったのに、周参見のアオブダイは警戒心が強いようです。

 13は小石の鼻の水景。そびえ立つ巨岩がいっぱいのポイントです。14はコロダイです。

  45分ぐらい経って、無減圧時間もエアーも残り少なくなったところで、アンカーポイントに戻りました。ところが、榛葉さんが”何か変だ!”のハンドサインをします。俺っちは雰囲気的にアンカーが見つからないのだとわかりました。榛葉さんが水面に浮上して船の位置を確認してきます。その後、船の方向に再度移動。しか〜し、およげどおよげどアンカーは見つからない。エアーも30ぐらいになって、無減圧時間もかなりギリギリ。さすがに、泳いでも泳いでも船に到達しないのでおかしいと思って、榛葉さんが再度浮上確認。俺っちは水深10mで待機。榛葉さんが水面から、浮上してくるようにサインを出してます。緊急事態の雰囲気ありありで、エアーも残り少なかったので、安全停止無しでゆっくり浮上しました。安全停止するのが良いのはわかっているのですが、船が見つからないトラブルのために、今後どうなるかわからないので、エアーを確保することを優先しました。水面にでると、なななんと、船は沖の方に200m以上離れています。今船のいる方向は、さっき最初に行ったアンカーポイント付近です。
 結局、船のアンカーが外れて、船がフラフラと流されてしまっていたのです。俺っち達はその流された船を追いかけて、船はエンジンをかけて元の位置付近に戻ったので、こういう今の位置関係です。この時点でダイブタイムは53分。最大水深25.9mで平均が17mのプロファイルなので、かなりクタクタに疲れてます。水面で非常用のエアーホーンを榛葉さんがならすと、船長さん気づいてくれました。俺っちはシグナルフロートをあげる準備をしていたのですが、見つかったので直ぐ迎えに来てくれると思ってフロートをあげるのをやめました。でも甘かった(T▽T) 他のチームが船の下にいるので、そのチームが上がってくるまで船が迎えにこれないのです。結局水面で15分ぐらいプチ漂流状態でした。まあ、遠くに船が見えて、船長さんもこっちを確認している状態だったので漂流というほどでもないですが・・・。
  でも、ダイビング後に、比較的高い波に揺られながら15分も待つってのは、かなり心細かった。ガイドの人が、「女性2人が午前でリタイアしててよかったぁ・・・。」と言ってたのが印象的だった。不安感でパニックになる人もいるしね。
 今回のアンカーが外れる事故は運が悪かったです。でも、ガイドの榛葉さんはがんばって安全確保してくれました。海ではどんなことが起こるかも知れないので、冷静に対処することが大切なのと、安全装備は持たないとダメと思った。 

☆今回のダイビングでの教訓☆
 プチ漂流体験して、ボートダイビングでもシュノーケルを絶対持ってないとダメということがわかった。シュノーケルがないと、大きな波の時に体勢悪いと海水飲みます。あと、こんな事故の時は浮力の大きいSプロのBCが安心だと思った。俺っちのBCはSサイズなの浮力20Kg!俺っちのClussic Plusは値段は高いのだがSプロのBCの中でも、特別浮力が大きい(他のはSサイズだと16Kg)のだ。

2.ウツボ
4.レンテンヤッコ

6.サザナミヤッコ

8.ニザダイ
10.アオブダイ
12.アオブダイ
14.コロダイ