1本目;コジャクシ
3ヶ月ぶりに周参見に行ってきました。家から車でピッタリ3時間。1分も狂いなしに3時間ちょうどでついたのでビックリ。そんなに気合い入れずに普通に走って3時間ですよぉ〜。
本当は3日間潜る予定だったのだが、台風の影響で2日間海はクローズでした。だから、連休なのに一日だけの日帰りダイビング。あんまり天気が良かったので、たった一日でも潜りたくなったのだ。
周参見について突堤から海を眺めると、海底が見えて結構透明度は良さそう。6月に来た時に突堤から海底は見えなかったのだが・・・。
1本目のポイントは”コジャクシ” 6月にも潜ったことあるポイントで、アンカー付近の根のトップでの魚が綺麗な場所です。
ポイントについて、ガイドの玉置さんが水面付近はちょっと流れてるのでアンカーにつかまって潜降する方がイイですよ!と注意してくれました。強くアンカー握ると貝等で手を切るので注意とか結構丁寧なブリーフィングでした。実際に潜ってみると確かにちょっと流れてた。でも俺っちは、これも練習だと思いながら、アンカー付近で流されないように注意しながらヘッドファーストでフリー潜降した。で、無事水深9mのアンカーポイントに到着。俺っち含めてゲスト4人とガイド2人が揃うのを待って、コジャクシツアー開始。レベルが揃ってたので、アンカー付近で長時間待つこともなく直ぐにみんな揃ったヨ!
そしていきなり、ヒレナガカンパチの群れ! そんなに大きくなかったけど優雅だった\(^^@)/ 6月の海は緑色でガッカリだったけど、今回の海は青かった。透明度も日本にしてそこそこ。
まず、南に向かって進路を取って進むと、海の定番ツノダシがいた。いつみてもツノダシは優雅だなぁ。
根の周りに大きな魚がユーラユラと一匹いた。ハタ科のスジアラというらしい。俺っちはこういうデカイ魚好きだ!やっぱり男はワイドだぜ!
上層にはキビナゴの超スゴい群れ。まるで壁、いやオーロラを見るような感じでキビナゴが群れていた。
視線をしたにやると、和歌山で初めてチョウチョウウオとシラコダイ以外のチョウチョウウオ科の魚、トゲチョウチョウウオを発見! いやぁ、和歌山にはシラコダイとチョウチョウウオしかいないのかと思ってた。
そして、キビナゴの群れに突っこんで群れの中で写真を撮ってみた。結構キビナゴがハッキリ写ってる。ほいでもって、群れから距離を置いて、また見上げるように背泳ぎ状態で撮った。うーん、前は仰向け状態になって写真を撮る余裕は無かったのだが、今はバッチリだぜ。仰向けになるとちょっとマスクに水が入ってくるのと、水深キープの目標が無くなるので、初心者のうちは辛いのだ。
だんだん深場に向かっていくと26m付近でハタタテハゼが2匹発見。写真撮ってたら、みんなに置いて行かれた(;^_^A アセアセ… で、追いつこうとしたら、大きなヤドカリ君を発見したので、これもついでに激写。今日は透明度が良いので、ちょっとぐらいならみんなから離れてもはぐれる心配なし。
みんなに追いつくと、なんと海底に白砂が広がっている。周参見の海は巨岩の根とゴロタばっかりだと思ってたので、急に一面白砂が広がっててビックリ。青い海と合わさって、超綺麗! 思わず、ダイバーと白砂の写真を撮った。実は、後でわかったのだが、俺っちがハタタテハゼとヤドカリ君と遊んでいたときに、みんなは”うまそうな”大きなブリとご対面してたらしい。ブリを見そこなったヽ(`Д´)ノウワァァン
白砂地点で30.1mまで行った後、徐々に浮上。途中にコロダイの群れがいた。近づいても全然逃げなかったので、これぞコロダイ(?)というドアップ写真を撮った。
アンカーの根のトップに上がる直前の壁穴の前に大きなキンチャクダイを発見。よく見ると、その穴の中にはイタチウオがいた。
根ノ上に上がると、そこは水深10m。
クマノミや、ミツボシクロスズメダイやヤマブキベラがあっちこっちにいます。光が届いてかなり綺麗な場所です。ヤマブキベラの青(♂)と黄色(♀)は綺麗で、多くのベラの中で美しさは際だってると俺っちは思う。キンギョハナダイもいっぱいいました。
不細工なオコゼがいたが、このオコゼはオニオコゼ?
一緒に潜っている2人は本日2本目だったので、無減圧時間が残り少なくなって、1人のガイドさんとちょっと早めに浮上開始。俺っちは下からガイドの玉置さんを記念撮影(^_^)
そして、ヤマブキベラをアップで撮ろうと頑張ったのだが、動きが速すぎて、近寄るとフレームに入らない。こんな写真しか撮れなかった。
注) ミギマキやニザダイはいっぱいいたが、俺っちは好きじゃないので写真には撮ってないです。
☆今回のダイビングでの教訓☆
コジャクシ恐るべし。今、コジャクシが熱い!