2月13日 AOW(アドバンスオープンウォータ)講習1日目
☆初ボートダイブ☆ 〜 ピナクル&カイザーリーフ 〜

今までおおよそぐらいの人が訪問してくれました。
本日人目の訪問です
昨日はの訪問がありました

  今日からアドバンスオープンウォータ(AOW)講習です。AOWもパシフィックアイランドスキューバ(PIS)さんでお世話になりました。本日のメニューはボートダイビング3本。
中身は、
1) ディープダイブ
2) アンダーウォーターナビゲーション
3) ボートダイブ
です。


 本日のインストラクターは、Kikoさんが担当してくれました。KIKOさんがホテルまで迎えに着てくれて、2人でマリーナに車で向かいます。いつもなら他のお客さんを途中でピックアップするのですが、今日はAOWのボートダイブなので(PISでは体験やファンダイブではボートダイブをおこなっていない)、他にお客さんはいません。コースディレクターさんとマンツーマンで潜れるなんて、超ラッキー。
精神的な安心度がだいぶん違います。


 マリーナに行くと、初ボートということもあって、既に心臓がドキドキするよ。ウエットスーツに着替えて、ボートに乗り込みます。乗船名簿の名前書くところに、ダイビングレベルを書く欄もありました。当然オープンウォータ取りたてホヤホヤの俺っちは、Cレベル(一番下やね)。
Kikoさんは、Sレベル(スゴ!)

 船に乗り込んで行き先を聞くと、ワイキキ沖の沈潜ではなくて、ピナクルというところに行くそうです。ワイキキ沖の沈潜に行って前日聞いてたのですが、変更になった模様。Kikoさんは、ピナクルにいけるなんてスゴイラッキーよ!って言ってます。

 あとでわかったのですが、本当にピナクルに行くのはラッキーだったようです。インストラクターレベルの人でも、ピナクルには行ったこと無い人がけっこういるようです。どうも、遠いので普通は船長がそこまで行かないみたい。何故今回ピナクルに行くことになったかというと、同じ船にPADIの偉いさん(エグザミナー)の人がQAのために乗っていたので、船長が気を使って良いところを(ピナクル)選んだようです。しかし、Kikoさんはその偉いさんたちと普通にしゃべってたヨ もちろん英語で・・・

 出航してからピナクルまで40分ぐらいかかったでしょうか?乗り物酔いしやすい俺っちは、ひたすら遠くの街並みを眺めています。俺っちのコンパスに名前を書いてないことをめざとく見つけたKIKOさんは、自分の荷物からホワイトマーカーを持ってきてくれました。名前書いてないとすぐなくなっちゃうらしいです。乗り物酔いに注意しつつ、名前をカキコ。遠足に行く小学生と先生のような感じになってます。初ボートなので俺っちどうしてよいのか、さっぱりわかりません。KIKO先生の言われるがままです。なんとか酔うこともなくピナクルに到着。

ディープダイブ編

 ピナクルに到着して、器材を装着していよいよ初ボートダイブです。
ジャイアントストライドで海に飛び込みます。
ザブーン!
で、ロープを片手にフィートファースト(足をしたにしたいわゆる立った体勢)で、KIKOさんと潜行します。
ウグ・・・・!
水に顔を浸けたとたん、息が苦しい・・・・
なんだか、レギュレーターからの空気の出方がいつもと違って変です。
実は、今日のダイビングからは昨日購入したマイ器材です。
潜行を中止して一度海面に出て、Kikoさんにレギュが重くて、苦しい!って訴えます。
KIKOさんがくわえてみて、超軽いよ!って言います。
KIKOさんが重くないというので、俺っちの気のせいだと思い、覚悟を決めて再潜行開始。

 うーん、やっぱり30m潜るのには時間がかかります。
なんとか海底に到着!しかし、あいかわらず上手く息が出来ません。
その頃には、だいぶん平常心に戻ってました。
そして、気づいたのです。
レギュが重いのではなくて、軽すぎるのです。
ちょっと吸っただけで、空気が大量に流れ込んできて、ノドが痛い(´Д`;)
ガボォって感じで一気にくるので、そこで呼吸が止まって苦しくなるのでした。潜る前にレギュの調整をMAXにしてしまったのが、失敗でした。
しかし、原因がわかったので、息をなるべく静かに吸うようにしたら、だいぶん呼吸が落ち着いてきました。

 海底で、自分の深度計とKIKOさんのダイコン値を比較する作業と、窒素酔い影響確認のための、簡単計算をします。といっても、暗算の苦手な俺っちは、ちょっと戸惑ってしまいました。
 DEEPの必須課題が終わったら、しばしの海底散歩ぉ〜

 ガーデンイールがイパーイいます。でも俺っちは地味なガーデンイールはあんまり好きじゃないです。
 違う方向を向くと、海底に子供のホワイトティップリーフシャークが一匹います。海底をぐるぐる大きく輪を描いて泳いでます。ワオォ〜!
 上を見ると、かなり大きいマダラトビエイが一匹悠然と泳いでます。
そうすると、海底の岩陰で寝ていたウミガメが泳ぎ出しました!
 超スゴイです。サメ、エイ、海亀が一度に見れます。あ〜、後ろにもウミガメがもう一匹。スゴすぎ! まるで俺っちの初ディープダイブを祝ってくれているみたいです。
 カメラを持って潜ってないのが悔やまれます(講習なので、カメラ持って行けない)。心にこの情景を焼き付けました。


 その後、しばらくリーフの上を観察したら、俺っちのエアーが70を切ってきました。Kikoさんに、「エアーがないよぉ〜」って泣きを入れて、ロープのところまで戻って浮上開始。

 エアーを30残して無事水面に帰ってこれました。ちゃんと5mで安全停止3分もしたヨ!安全停止中に、まだ水深30mで潜ってるダイバーから昇ってくる泡が、水面付近で光と反射して幻想的なカーテンが作り出されていた。この光景は一番感動したかも・・・。

 最大水深27mで18分滞在でした。ちなみにKikoさんは俺っちより小さいタンクにもかかわらず100以上エアーが残ってました。俺っち息吸いすぎ・・・

アンダーウォータナビゲーション編

 全員あがってくると、船は次のポイントに向かって移動します。出航したマリーナ沖(マジックアイランド沖)のカイザーリーフが次のポイントです。一番先にあがってきていたのと、戻るのに時間がかかったのとで、カイザーリーフに到着するとちょうど1時間の水面休息時間が経っていました。あと、2本講習しなければいけないので、すぐにGO!です

 タンク交換して、ジャイアントストライドでGO!そして潜行!今度はレギュの調整をMINに設定しているので、空気が吸いやすい!ノープロブレムです。水深は大体11mぐらいなので、すぐに海底に到着。浅いところは太陽の光が届いて綺麗です。

 まず自分の1キックで進む距離の計測です。30mのロープを海底に張って、そのロープの上を1往復します。そのときの行き帰りのフィンキック数をカウントして、1キックで進む距離の平均を出します。やること自体は簡単です。
だが・・・

  KIKOさんがロープを張ろうとするのですが、リールにロープが絡まっててロープが出て行きません(´Д`;) 前に使った人がちゃんと巻いてなかったようです。水深10mで絡まったロープをほどく作業を始めるKIKOさん。俺っちは海底で腹這いになって、ロープの先端を押さえて作業しやすいように協力です。俺っちは作業性の悪い海の中ではほどけないだろうなぁ・・・と思っていたのですが、なんとKIKOさんほどいちゃいました。

 そのまま、KIKOさんはロープを張りに向こうに泳いでいきます。俺っちは端っこを押さえたままです。透明度が20mぐらいなので、途中でKIKOさんが見えなくなってひとりぼっちになってしまいました。結構心細かったりします。しばらくしてKIKOさんが戻ってきました。


 準備が出来たので、いざフィンキック数カウントの旅にGO!
行きは流れに逆らう感じなのでかなりしんどい! 案外30m進むのに疲れました。結局行き帰りで平均すると1m/1キックでした。ちょっと距離が少ないですね。足ひれ買い換えようかなぁ・・・


 次は、コンパスを使って1辺30mの4角形を進んで元の場所に帰ってくるという課題にチャレンジです。OWでは行って戻ってくるだけでしたが、AOWでは4角形に進みます。コンパス自体はそんなに難しくなかったのですが、30*4=120m進むのにかなり疲れました。最後はゼーゼー言ってました。超体力無しの俺っち。戻ってくる場所がちょっとずれたのですが、流れがあったので判定OKで合格!となりました。KIKOさんと握手して合格を祝います。

 今度は、ナチュラルナビゲーションです。周りの景色をよく見て、自分の場所を覚えて、レッツゴー! これも、無事合格。同じくゼエゼエ状態でしたが・・・

 必須課題を全部クリアーすると、今度は散策無しに即浮上です。次もう一本潜らなければいけませんからね。水深10mぐらいからの浮上は楽ちんでした。

ボートダイブ編

 これは前の2つと違って、超楽勝でした。だって、実質的に既に2回もボートからエントリーして、イグジットもちゃんとしてるから。ということで、ほとんどファンダイブ気分! 今回のハワイで7本目にしてやっとお気楽に潜って、周りの景色を楽しめました。ただ、連続して潜ったので、ナビゲーションの疲れが残ってたのがしんどかったかな。でもカイザーリーフは俺っちにはいまいちでした。魚影の濃さとか、大物がいないとか、リーフがいまいちとかネ! でも、KIKOさんのパフォーマンスが見れたので良かったです。自分の息で綺麗な輪っかを作ってくれました。KIKOさん、アリガトウ! TVでは見たことあるけど、実際に目の前でやってもらってこの目で見れるとは、感激!

おまけ

 3本の講習が無事終わって、マリーナ到着。その後、器材をマリーナーで洗って、ログを付けるためにKIKOさんと”クアアイナ”に行きました。 今回の渡ハでは忙しくて一度もクアアイナに行ってなかったので、初クアアイナ。まだアボガドバーガー食べてなかったので、トライ。But,俺っちにはアボガドはダメみたい(実はアボガド自体食べたこと無かった)です。素直に、普通のバーガーか、テリにしとけば良かったヨ!