今回は、四国は高知県・柏島でのダイビングです。利用したプロショップは、現地のPARADI(パラディ)さんです。柏島では一番大きいショップのようです。設備はなかなかGOODでした。
1本目のガイドは河野さんで、ストーンウォールというポイントに潜りました。ショップから直ぐ近くの桟橋から出航して、10分かからないぐらいです。
ポイントについて、バックロールエントリー。アンカーロープ沿いに俺っちはヘッドファーストで水深13mまで一気に潜降。
パラディのタンクはスチールです。一般には10Lですが、エアー消費が多めの人用に12Lも用意されています。こういう気配りは嬉しいですね。
ウエイトは過去の経験上スチールタンクだと1kgで充分なのだが、1本目でウエットスーツが乾いているので、1.5kgで潜った。でも、やっぱり重すぎました。BCにガンガンエアーを入れた。こういう状態は、肺での浮力調整が難しくなるので、俺っちは嫌い。でも、どうも柏島で潜る人は着床してのマクロ撮影がメインのためか、重めの重りをつける人が多いような気がした。俺っちは、ダイビングの浮力感が好きなので、軽い重りが好きなのだ。
アンカー付近にはアジアコショウダイ(1)がいました。
なんか綺麗なみたことない魚がいました。シテンヤッコ(2)らしいです。
大きな根の壁にそってだんだん水深を下げていきます。そして、55本目にして初めてハタタテハゼ(3)を見ました。俺っちはリゾートダイビングでワイドモードだったのでハゼは50本のダイビング経験で見たこと無かったのだ。うーん、確かに綺麗ですが、日本人ダイバーの多くがハゼに熱中する理由は理解できず。
水深20mぐらいでコガネスズメダイ(4)が結構いました。
だらだらとした斜面を降りていくと、ハナヒゲウツボの幼魚(5)がいました。幼魚は綺麗じゃないです。それに細いのでウツボの迫力がない。
さらに深い方に進むと今度はハナヒゲウツボの成魚(6)発見!成魚は綺麗ですね。
気がつくと、34.4mまで降りてました。そこから斜面に沿って浮上していきます。途中でオオモンイザリウオのカップル(7)がいました。実はカップルのうちの1匹は俺っちは岩と思ってたのだが、実は2匹いたのだ。太郎と花子という名前が付いているようです。
さらに浅場に行くと、シマスズメダイとミツボシクロスズメダイ(8)。ミツボシクロスズメダイはよく見たことあるのだが、柏島のそれはでかくてミツボシクロスズメダイとは思わなかったヨ。
岩場に、ホソウバウオ(9)とヨゴレヘビギンポ(10)がいました。どっちも見たのは初めてですが、俺っちの好みの魚ではない(;^_^A
アセアセ…
浅場に戻ってきて、ガイドのコウノさんがキンチャクガニ(11、12)を見つけてくれました。両方の爪にイソギンチャクを装備しているお茶目なカニです。
小さくて写真撮るのに苦労した。
最大深度34.4m、平均深度12.7m、潜水時間53分のダイビングでした。
☆今回のダイビングでの教訓☆
マクロメインのダイビングは初めてだったが、撮影が難しい。でも、着床して匍匐前進するのは俺っちのダイビングスタイルにはちょっと合わないかな? あと海の中で順番待ちするのも、日本人って順番待ちするのが好きな人種だなぁ〜と感心してしまった(^_^)