2本目は勤崎に入りました。実は勤崎は雑誌で見て最も俺っちが入りたいポイントだった。
エントリーして、大きな根の周りにそって深場へと移動していきます。途中にハナヒゲウツボの幼魚がいるのですが、幼魚は綺麗じゃないので見んな無視です(^_^)
34mまで潜ったところで、コブダイ(1)が優雅に近づいてきます。コブダイ初めて見た。カッコイイ!俺っち大きい魚好きなので、コブダイ気に入った!
コブダイが行き来する下にアケボノハゼのペア(2)がいます。なぜか一緒にウイゴンベ(2)が同じ方向を向いて写ってます。うーん、ボケてますねぇ。このダイブ以降も何度もアケボノハゼを撮りまくったのですが、ほとんどボケてました。どうも、プログラムオートでアケボノハゼを撮ると、深場で光が届かないので、絞りがF2.0設定になって、被写体深度が極端に浅くなるみたいです。それでボケるみたい。ちなみに、カメラ側は中央スポットフォーカス設定でちゃんとフォーカスがあったという表示はでてるんですが・・・。まあ、ピンぼけでもアケボノハゼの綺麗な色はちゃんとでてますね(3)。画像は無修正でカメラで撮ったままです。イソカサゴ(3)も一緒に写ってますね。
アケボノは30mより深いところにいるので、写真撮る時にフラッシュの充電時間と無減圧時間との戦いです。数枚写真を撮ったら、即浮上開始。ゆっくり写真撮れないところが余計に難しくしてます。
浮上中に、阪神タイガースを思わせる魚が3匹いました。カゴカキダイ(4)というらしいです。
アブラヤッコ(5)というこれまた見たことのない魚がいました。
水深20mより浅くなると、ハタタテハゼ(6)が姿を現します。
和歌山・周参見にもいたオビブダイ(7)もいました。
壁にそってほぼ垂直に浅場まで浮上するのですが、垂直の壁にイロイザリウオのなれの果て(8)がいました。きちゃない!俺っちはイザリウオは好きではない。だって、不細工だから・・。
水深10mぐらいに戻ってきたら、コマチコシオリエビ(9)を河野さんが発見。うーん、枝がジャマしてなかなか撮れません。
そして、クマノミの卵(10)を河野さんが見せてくれました。真っ赤でした。
岩穴の中に、50cmぐらいのアジアコショウダイ(11)がいました。
根のトップの水深3mぐらいのところにはコケギンポ(12)がいました。マクロな人には嬉しい魚ですね。かなり上手く写ってると自分では思うのですが・・・。でも、俺っちはコブダイみたいに大きい方が好き(^_^)
最大深度34.7m、平均深度13.7m、潜水時間49分のダイビングでした。
☆今回のダイビングでの教訓☆
深場で写真撮るときはプログラムオートにすると、F2.0になってしまってマクロを撮るには焦点深度が浅くなりすぎる。露出優先モードでF値を大きくして、かつ露出をプラス設定にしないとダメみたい。