３本目は湾内の後浜６番ブイに入りました。流れがちょっとだけあった。この回はガイドの河野さんと、ゲストは俺っち以外にもう１人（PADIインストラクター有資格者）だけ。
実はエントリー時にはぐれる事件が発生しました。６番ブイには地元の漁師の舟と思われる船が既に繋がってました。そこにこちらの船もつないだので、アンカーが長くなった状態。そこで、ガイドの河野さんが「アンカーがのびているので、アンカー伝っていくと大変なので、船の横から垂らした重り（この重りは５ｍ地点にある）が見えるところに集合しましょう」と言いました。水深が１３ｍ程度なので、俺っちはてっきり重りの下（船の下）に集合と思った。エントリーすると、もう１人のゲストさんが潜降している最中。俺っちはその後を付いていきます。ちなみに、もう１チームは船の下の海底で集合しているのがその時見えた。ヘッドファーストで先行するもう１人のゲストがたぶん水深８ｍぐらいで急にUターンして浮上開始し出しました。その人は出港時に自分のファーストステージからエアー漏れが発生して、急遽レンタル器材に付け替えたので、俺っちは「器材の調子が悪いのかな？」と思ってその人が浮上していくのを見てました。そして、とりあえず海底で待とうと海底まで降りました。
この時点では、透明度が悪かったのですが、見上げると船底の影が見えてました。 流れはあったのですが、目標定めてヘッドファーストで潜降したので船のほぼ下にいました。ところが、ホバーリングして下で待ってるうちに体が回転したりして船底を見失ってしまいました。いやぁ〜、真上を見上げるのってマスクに水が入るし慣れてないので難しいですね(;^_^A
アセアセ…。船底を見失うし、２分ぐらい待ってもガイドも、もう１人のゲストも降りてこないので、不安になって一度浮上することにした。１分１０ｍの速度でゆっくり浮上。水深３ｍぐらいで一度止まって、周りに船が通ってないことを確認して、水面に顔を出した。そしたら、浮上中にかなり流されたようで、船から３０ｍぐらい離れてた。船を見ても、トラブルで浮上したと思っていたもう１人のゲストが見あたらない。「やばぁ〜」と心の中で思いつつ、とりあえず船の方に泳ぎ始めると、ガイドの河野さんも浮上してきて俺っちを見つけた。河野さんは流されて集合できなかったと思ったみたいで、「流れがあるんだから、ロープ伝わって降りないとダメですよぉ！」ってちょっと怒ってます。でも、別に潜降時に流されたわけじゃないんですが(;^_^A
アセアセ… その後は、無事もう一度潜り直して無事ダイビングを再開できました。結局、船に上がった後に話してみると、水深５ｍで集合ってことだったらしい。ロープがのびててアンカー地点が離れててる状態で、深さが１０ｍちょっとの海で”重りが見えるところ”ってのが微妙な表現ですなぁ(；´д⊂) 河野さんは「”海底”とは言わなかったでしょ」って言ってましたが・・・。もう１人のゲストのフェイントと、もう１チームが海底で集合しているのにも惑わされた。ブリーフィングは充分に確認しなければいけないと思った。反省だな！
で、ダイビングの中身なのだが、後浜でハゼ探しダイビングとなった。
まずはヤノダテハゼ（１）。尾びれの黄色が良く写ってます。
そしてネジリンボウ（２）。 この２枚は浅場なのでプログラムオートで撮ってもF8なのでピンぼけしてない。
水深２４ｍまで移動して、ピグミーシーホース（３）とご対面。
その近くにキイロイボウミウシ（４）がいました。
浅場に戻ってくると、ヤシャハゼ（５）を発見。
そして、可愛くないミサキウバウオ（６）。
底ばっかり見てないで見上げると、キハッソク（７）がいました。
岩の上には見たこと無いカサゴがいる。フサカサゴ（８）らしい。
さらに、
根ノ上に来ると、コロダイ（９）が優雅に泳いでる。キンギョハナダイやソラスズメダイもイッパイいて綺麗だけど、透明度が・・・。青い海が見たい！
根の周りには俺っちの好きな、レンテンヤッコ（１０）がいる。
綺麗なサラサゴンベ（１１）もいた。
そして、河野さんがカイメンガニ（１２）を見つけてくれた。なんか体の回りにソフトコーラル（？）つけてて綺麗。
最大深度24.1m、平均深度13.4m、潜水時間51分のダイビングでした。
☆今回のダイビングでの教訓☆
潜る前のブリーフィングは念には念を入れて確認しないとダメ！
