ハワイ オアフ ファンダイビング 幻のピナクル by ZXDIVING

今までおおよそぐらいの人が訪問してくれました。
本日人目の訪問です
昨日はの訪問がありました

今日のダイビングは南にあるポイント、ピナクル。
ケーヒラグーンを出航して、ピナクルに向かう。
ピナクルは、ケーヒラグーンから約9.5マイル。
多くのダイビング船がでるケワロ港からはもっと遠い。
港から遠いためにピナクルに行くダイビング船はほとんど無い。

 日本人向けのダイビングショップで、現在ピナクルに行けるのはおそらくZX DIVINGだけだろう。

 俺っちは、このオアフ島の幻ダイビングポイント・ピナクルが一番好きだ
俺っちがAOW講習をした場所でもある。
ピナクルで、透明度がよいときは本当に綺麗で、素晴らしいポイントだ。
カメ、サメ、マダラトビエイ、ハワイ固有種で珍しいトンプソンバタフライやバンディットエンジェルが高確率で見られるのはオアフ島ではここしかない。

 

ポイントに到着。
今日のピナクルは透明度抜群のようだ。
ラッキー! (^_^)v

早速エントリー。
水はクリスタルクリアー!
俺っちがAOW講習で潜った透明度抜群のピナクルと同じだ。
今日の、ピナクルダイビングは超期待できる。

ワクワクしながら、潜降する。
俺っち以外にゲストは、ご夫婦のお客さん。
オアフ初ダイブで、こんな透明度抜群のピナクルで潜れるお二人はスゴい運が良い。

 

 先頭切って潜降していくキコさんにみんな付いていく。
水底は30mちょっとだが、今日は水底はハッキリ見える。
浮遊物・マリンスノーも全くない。

 潜降ロープは大きな根の端に固定されているのだが、その根の上には大きなアオウミガメが3匹いた。
  そして、 そのうちの1匹が泳ぎだした。

  写真にはカメが3匹写っているのだが、わかるだろうか?

   

 潜降中に振り返ると、船の船底がハッキリ見える。
これだけ透明度がよいと、それだけで気持ちいい。

   

 

 根まで降りると、デッカいアオウミガメが2匹気持ちよさそうに休んでた。
ハワイのウミガメは本当にデカい。
他の地域の海(サイパンやパラオやケアンズや沖縄)で、こんなに大きなウミガメを見たことがない。

 他の地域では、大人のウミガメはどっかに行ってしまっているのだろうか?
ハワイではウミガメは厳重に保護されているので、大人になってもその場に住み着いているのか?

 とにかく、ウミガメが見たいダイバーはオアフ島に行けばいっぱい見られる。しかも、人間を恐れないので、すぐ近くで見ることが出来る。
オアフの海は、ウミガメ天国だ。

   

 ダイバーが続々降りてくる。
俺っちZX DIVINGチーム以外は、アメリカ人ダイバーチームだ。

   

 またまた水面を見上げてみると、アメリカ人ダイバーまだまだ降りてきます。

本当に綺麗な海!
この透明度は、透明度が良いので有名なサイパンと比較しても負けない。

   

 最初にサメの寝床をチェックに向かった。
そうすると、またしてもウミガメが現れて、目の前を横切っていく。
これで、4匹目だ。

 写っているいるダイバーはキコさん。

 サメの寝床は、キコさんのすぐ先にある出っ張った岩の下なのだ。

   

 サメ穴に行くと、期待通りホワイトティップリーフシャークがいた。
ダイバーが来たので、サメの方が驚いて、寝床からでて泳ぎだした。

 安眠妨害をしてしまった。(;^_^A アセアセ…

   

 ピナクルには、広い砂地もある。
この砂地では、ハワイアンガーデンイールや、ブラックサイドラゾアーフィッシュといった固有種を見ることが出来る。

 これは、ハワイアンナイフフィッシュで、こいつもハワイ固有種。
結構珍しい魚だ。

 

   

 砂地で、ハワイ固有種の魚やガーデンイールを見た後、珊瑚の根の方に戻った。

 ピナクルは、砂地とリーフと同時に楽しめるのが良い。
オアフ島で、ハワイアンガーデンイールの群生が見られるのは、東のコルセアと南のピナクルぐらいじゃないかな?

   

 水深30mの海底から水面を見上げると、太陽の光が入ってきて幻想的な青の世界を作っていた。

   

 これが、ピナクルの根だ。
写真で、左側の根の先端の細いところにアンカーラインがつながっている。

   

 根の上のサンゴの周りには、サイケデリックラスや、ハワイアンダッシュラス、マルチバンドバタフライ、ミレッドシードバタフライ、ポッターズエンジェルといったハワイ固有種の魚がいっぱい。

 深場を好むホシモンガラもいっぱいいて、リーフの上は本当に綺麗だ。

 今回は見付けることが出来なかったが、ハワイ固有種の中でもかなり珍しいバンディットエンジェルフィッシュがここではよく見られる。
俺っちは、今回が通算4回目のピナクルだが、バンディットエンジェルフィッシュを見つけれなかったのは初めてだ。

   

 根からちょっと離れたところに、魚の群れが見えた。
ちょっと離れていたので、なんの魚かわからなかったので、俺っちは1人でちょっと寄り道。(;^_^A アセアセ…
※ 本当はガイドさんからあんまり離れてはいけません!

 群れに近づくと、黄色い色がいっぱい。
ヨスジフエダイの群れだった。
青い海に、ヨスジフエダイの群れは超綺麗。

   

 寄り道してたので、ZX DIVINGチームからちょっと離れてしまった俺っち。
  頑張ってみんなに追いつきました。(^_^)v
本気で泳いだら、すぐに追いつくぜ。

 ダイビングタイム20分をすぎて、キコさんはアンカーの根元に向かっていた。ディープダイビングだから、ボトムタイムは25分ぐらいしかいられない。

   

 真面目に泳いだら、一緒に潜っていたご夫婦を追い越しちゃった。
(^_^)v

 写真をよく見ると、右上に呼吸をするために水面を目指して浮上中のウミガメが写っている。

   
 

 そして、左前方にもまたまたカメ発見!
写真の中央付近に移ってます。

 今日のピナクルは竜宮城かと思うぐらいカメがいっぱいだ。

この後、俺っちが珍しいトンプソンバタフライフィッシュを発見。
ご夫婦のゲストに見せてあげた。
オアフ島でトンプソンバタフライフィッシュが高い確率で見られるのは、ピナクルだけじゃないかな?
ピナクル以外では、トンプソンバタフライフィッシュを見かけることはほとんど無いと思う。

   

 アンカーまで戻って、浮上開始。
写真の左下にリーフエッジに固定されたアンカーロープが写っている。

アメリカ人ダイバーはリーフの上にいるアオウミガメと遊んでいる。

   

 別のアメリカ人チームがさっきまで俺っち達が居たリーフからアンカーロープを目指して進んでいる。

 透明度が良いので、ダイバーが吐く泡が規則正しく上がってきて、良い眺めだ。

 透明度がよい海は、なんでも絵になる。

   

 先ほど呼吸しに水面に上がったウミガメが、呼吸が終わってまた潜降してくる。

 下からは、アメリカ人ダイバーが吐く泡がカーテンのように上がってくる。
泡のカーテンと潜降中のアオウミガメが重なって、超カッコいい。

 これこそ、俺っちがAOW講習の時に感激したピナクルだ。

   

 ピナクルでのダイビングを堪能したダイバーが続々浮上してきて、水深5mで安全停止だ。

 これだけ透明度が良くて穏やかな海だと、安全停止も極上の時間だ。
いつまでも、安全停止していたいと思った。

   

 ピナクルを後にして、次のポイントに向かうときにイルカの群れと遭遇。

イルカの向こうに見える陸地は、ホノルル空港だ。
ピナクルはホノルル空港の沖合にあるので、飛行機の離着陸が頻繁に見られる。

   

 ボートキャプテンはイルカの群れとしばらく併走してくれた。
ハワイのボートダイビングでは、移動中にイルカによく合う。

 イルカは文句なしに可愛いし、癒される。

   

 見上げると、青空にJAL便。

この飛行機に乗っているお客さんは、どんなハワイを楽しんだんだろう?
ハワイの楽しい思い出をいっぱい持って、日本に向かっているに違いない。

   

 ケーヒラグーンに戻ってくると、遠くにはダイヤモンドヘッドが見える。
写真の左側に写っている山が、ダイヤモンドヘッドだ。

   

 そして、ケーヒラグーンに到着。


 ケーヒラグーンにも小さなビーチがあって、そこでは日光浴したり、ジェットスキーしたりして楽しむ人。

 ハワイは、こういうリゾート雰囲気がイイ。
ダイビングで有名な地域は、ダイバーしか居ないようなド田舎が一般的だが、ここハワイだけは別だ。
  いっぱん旅行者とダイバーのどちらも楽しめるのがハワイ!

アメリカ人にとってはハワイはダイビングの場所。日本人は、なんでハワイにダイビングをしに来る人が少ないのか不思議だ。

   

 ケーヒラグーンハーバーの駐車場。
ここで、キコさんが用意してきてくれたマウイパイナップルをみんなで食べながらログ付け。
冷えたマウイパイナップルはメチャ美味しかった。

 ハワイのダイビングは本当にリゾート気分満点だ。
ヽ(^0^)ノ 

   
☆潜水データ
最大水深;
28.3m
平均水深;19.5m
潜水時間;32分
透視度;45m
水温;26℃
海況;

おまけ
 透明度が良いときのピナクルは、スゴい!