パプアニューギニアでダイビング ピナクル!

今までおおよそぐらいの人が訪問してくれました。
本日人目の訪問です
昨日はの訪問がありました

 今日の2本目は、ピナクル。
深場に珍しいハゼが居ると言うことで、俺っちとガイドさんの2人で深場探索に行くことになった。

 円柱形の小さなリーフなので、他のお客さんは自由にリーフの周りを回ってのダイビングというスタイル。

 潜降途中には、ニチリンダテハゼ発見。

 

 深場にはローランドダムゼルがいた。

 

 そして、目的の場所に到達。
ちょっとドロップオフがオーバーハングしてて窪んだところだった。
水深は45mぐらい。

目的の珍しいハゼは見つからず。
ただ、ここに写っている2匹のハゼも結構レアもの。

本にはベニハゼ属の一種としか記載されていなくて、日本未発見らしい。

この付近で深場の珍しい魚が居ないかと48mまで探したが、特に珍しい魚は見つからず。

   

 1本目も深かったので、2本目の深場ではあっという間に窒素がたまった。

 一番厳しいMBレベル5に設定しているアラジンTEC PROによると、浮上まで22分必要とのこと。12mのところから、段階的に減圧指示だ。

  浮上途中に、水深30mぐらいでクダゴンベのペア発見。
長居はできないので、さっさと写真をとって、浮上再開。

   

 この魚は何かな?

   

 こいつは、普通のクマノミで、オレンジフィンではない。
これで、パプアニューギニアで見たクマノミは6種類目だ。

黒いのは、ミツボシクロスズメダイ。

   

 12m、9m、6m、3mと段階的に減圧。
リーフトップが3m前後なので、減圧しやすい。
うねりはちょっとあったけど、流れが無くて穏やかな状況。

俺っちは、3mでアンカーロープに掴まって15分じっとしていた。
その間、根の上を動き回ってもかまわないのだが、減圧中は水深をピッタリ規定値に保つのが理想なので、動き回らずアンカーにつかまって体を水平に保ってじっとしていた。

 リーフトップの珊瑚は見事だった。


   

 俺っちは、ダイコンは予備(補助)でスントのモスキートももって潜っているのだが、モスキート君は水深3mなのに0m表示になってロックしてしまった。
最近調子悪いと思っていたのだが、遂に壊れてしまった。
最初は日付がリセットされだして、最後は水深が正しく測れなくなって、壊れたのだ。
 これでTUSAのIQ-700についで壊れたのは2台目だ。
なんだかんだ言って、ダイコンは結構壊れるので、やっぱり2個もって潜るのがベターだな。

 次は予備に何買おうかな?

   

 ダイコンの減圧が終わってから、根の上で魚ウォッチング再開。
テーブル珊瑚が見事。

   

 メレンゲウミウシ。
俺っちは、ウミウシは興味なしなのだが・・・。

   

 水深3mのリーフトップの珊瑚はこんな感じ。
透明度がイマイチなのが残念だ。

   

 海が青くないんだよなぁ・・・。
珊瑚は凄いんだけど。
   

 奥に見えるのがアンカーライン。
あの根本で水深4mぐらいだ。

   
  珊瑚、珊瑚、珊瑚!
   
 リーフトップは狭くて、垂直に深場に壁が落ちていく素晴らしいポイントだった。
   
 結局、窒素を十分抜くために、俺っちは最後にエグジット。
   
 またしても島に入って、木陰で休息。
そうしていると、現地の人がカヌーで川を上ってきた。

こんな細いカヌーで移動している人や、釣りをしている人がいっぱい居た。

観光用の見せ物ではなくて、本当の生活風景なのだ。
こんなのを見ると、秘境って感じだな。
   
  現地の子供が先行く両親のカヌーを追いかけていた。
   
☆潜水データ
最大水深;
47.9m
平均水深;13.6m
潜水時間;57分
透視度;20m
水温;29.2℃
海況;うねりあり

おまけ
 UWATECのALADIN TEC PROのマイクロバブル(MB)レベル5設定で潜って、ダイコンの多段階減圧指示を守って浮上すると、普通のダイコンで緑から黄色の最初のバー表示ぐらいの窒素レベルでエグジットすることができる。
  今回は浮上まで22分の指示だったが、普通のダイコンのDECO表示という意味ではもっと短くなるのだ。

 今回のプロフィールでは、12mから多段階で減圧しているのがよくわかる。